科学はどこへ向かい、人はどこへ向かうのか
コンピュータやタブレットの普及は、子どもたちの学習方法をさまざまに変えました。
通信教育は、特にコロナの震災を受けて、子供たちにとってより一層重要性を増しているようです。
デジタル素材は確かに視覚効果やインタラクティブ性の面で魅力的です。一方で、いくつかの懸念点も指摘されています。
京都大学の研究グループは、漢字の書き方を覚えることが高度な語学力の育成につながることを明らかにした。
彼らは、幼少期からデジタルデバイスを使用して文字の習得を阻害すれば、その影響は手書きを必要としない言語能力や認知能力にまで及ぶ可能性があると主張している。
マスコミや言語学者はこれが重大な問題だと言うだろうが、私はこれが本当に重大なことなのかよく考える必要があると思う。
何かの仕分け能力を使わなくても良い分、別の仕分けの部分で頭を使えるようになるのだろうし。
認知能力という意味では、今は静観する必要があるのだろうと思います。
科学は急速に発展し、それに伴って実生活も急速に進化しています。だから、何を残すか、何を削るか、何を見返りに得るかという点で、倫理の方向性を冷静に判断できればいいと思います。